国の「子どもの読書活動の推進に関する法律」に基づき、子どもの読書活動を支 援するための総合的・計画的な取り組みが全国で推進されています。丹波篠山市でも子どもの読書環境の整備および自主的な読書活動の推進に取り組むことができるよう「第2次丹波篠山市子ども読書活動推進計画」を令和元年5月に策定しました。今後は、新たな計画に基づき、家庭・地域・学校・図書館・関連団体などが緊密に連携を図りながら、子どもの読書活動推進を積極的に行っていきます。
1 計画の目的
 この第2次計画は、生涯を通じて本に親しむことができるよう、子どもの読書環境の整備および自主的な読書活動を推進し、心豊かでたくましく生きる子どもたちや、現代において不足しがちなコミュニケーション能力に加え、自ら学び、考え、行動することのできる子どもの育成を目指します。
2 計画の対象
乳幼児から中学生までを中心に、0歳からおおむね18歳までの子どもと乳幼児を持つ保護者。
3 計画の期間
令和元年度~令和5年度の5年間
4 計画の基本方針
1 子どもが読書に親しむ機会の提供
子どもが、積極的に読書を行い、生涯にわたって、自ら進んで読書を行う習慣を身に付けることができるよう、乳幼児のころから本に親しむことの楽しさや喜びを伝え、成長や発達に応じて本に親しむ機会を積極的に提供します。
2 子どもの読書環境の整備・充実
子どもが本を読みたいと思ったときに、いつでもどこでも魅力ある本を提供できる環境づくりに取り組みます。
3 子どもの読書に関する理解の促進
保護者をはじめ子どものまわりの大人も読書活動への理解と関心を示し、みんなで読書を楽しむ環境づくりに取り組みます。
4 図書館を中心にした関係機関の連携・協力
子どもが、より多く、より深く読書の喜びを感じることができるよう、図書館をはじめ、子どもの読書活動に関わる施設や団体と連携・協働することにより、社会全体で子どもの読書活動を支援する体制の整備に努めます。